「アルバイト用の履歴書を提出するのは失礼?」
「使用する履歴書によって採用担当者からの印象は変わる?」
このような不安から、どの履歴書のフォーマットを使えばよいのか迷う方も多いでしょう。実際、履歴書ではフォーマットによって記載項目が異なることもあります。
この記事では、パート・アルバイト用の履歴書が採用担当者に失礼なのかを、実際の採用担当者の意見を踏まえて解説します。また、履歴書の選び方や書き方についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
パート・アルバイト用の履歴書は失礼?
結論からいうと、パート・アルバイト用の履歴書を使用することは失礼ではありません。
そもそも、パート・アルバイトに限らず、採用担当者は履歴書において記載内容を重視しています。
そのため、必要な内容が適切に記載されていれば、パート・アルバイト用という理由だけでマイナスな印象を持たれる可能性は低いでしょう。
実際の採用担当者の意見
弊社の採用担当者からは、以下のような意見がありました。
パート・アルバイト採用における履歴書のフォーマット自体は、基本的にどのようなものであっても問題ありません。ただし、応募先の業務内容が専門性の高いものであれば、職歴やスキルをアピールするなど、記載内容に工夫が必要です。例えば、ポップや広告画像を作成する仕事であれば、デザイン会社での業務経験やデザインソフトのスキル、美術部での活動内容などを記載するとよいでしょう。
具体的な経験やスキルを記載することで、採用担当者へのアピールにつながります。重要なのは、応募先の仕事内容に合わせて記載内容を工夫することです。
未経験採用の場合でも、応募先が接客業であれば、これまでの経験からコミュニケーション能力をアピールするなど、業務内容に合わせて記載するとよいでしょう。
このように、採用担当者が重視するのは履歴書のフォーマットそのものではなく、応募先に合わせて必要な内容が記載されているかどうかです。そのため、パート・アルバイト用の履歴書を使用したからといって、失礼になることはありません。
一般用とパート・アルバイト用、どちらを選べばいい?
パート・アルバイトの応募で使用できる履歴書には、一般用やパート・アルバイト用などがあります。また、パート・アルバイト用の履歴書にもさまざまな様式があり、記載内容が一般用と変わらないものもあります。
一般用・パート・アルバイト用どちらを使用するかは、応募先や自分の希望に合わせて決めるとよいでしょう。
①こんな方には「一般用」がおすすめ
一般用の履歴書は、パート・アルバイトをはじめ、新卒や転職など、さまざまな用途で使えるフォーマットです。必要な記載項目がまとめられているため、雇用形態を問わず利用できます。
一般用の履歴書には、自己PR欄や本人希望欄などのスペースが広く設けられている形式もあります。そのため、志望動機や自己PRなど、自分の経験や強みを詳しく記載したい方に向いているでしょう。
②こんな方には「パート・アルバイト用」がおすすめ
パート・アルバイト向けの履歴書には、勤務可能な曜日や時間を記入できる欄が設けられているものがあります。
一方で、一般的な履歴書と大きく変わらない形式もあり、厚生労働省が公開している履歴書様式例に近い形式のものもあります。
パート・アルバイトの面接では、シフトに関する質問をされることがあります。そのため、勤務可能な曜日・時間など、応募先にあらかじめ伝えておきたい内容がある方は、パート・アルバイト用の履歴書が向いています。
パート・アルバイト用の履歴書の書き方
ここからは、パート・アルバイト用の履歴書の各項目について、実際の見本を見ながら書き方や注意点を解説します。
履歴書作成サービス「キャリレコ」のアルバイト用履歴書は、厚生労働省が作成した「履歴書様式例」を基準としたフォーマットです。
学歴・職歴欄が多めに取られているほか、「通勤時間」や「扶養家族欄」がなく、本人希望欄が広く設けられています。そのため、シフト希望などを自由に記載できます。
今回はこちらの履歴書を見ながら解説します。
※実際にキャリレコで作成したアルバイト用の履歴書を印刷したもの

一般用やJIS規格の履歴書の書き方については、以下の記事で詳しく解説しています。
参考:JIS規格の履歴書とは?各項目の書き方と入手方法を詳しく解説
①学歴・職歴
パートの場合、学歴は高校卒業から記載するのが一般的です。学生のアルバイトの場合は、中学校卒業から記載するケースもあります。高校在学中の場合は、高校入学年と、在学中であることを記載しましょう。
また、学校名や企業名を記載する際は、正式名称で記載することに注意が必要です。
【例】
2025年4月 〇〇高等学校 入学
現在、〇〇高等学校第2学年 在学中


職歴に関して、パートの場合は最終学歴を卒業した後の職歴を記載するのが一般的です。正社員だけでなく、パートとして勤務した職歴も含めて記載します。
学生の場合、アルバイトとして勤務した経験があれば、学歴の下に職歴として記載します。
②志望動機・自己PR
志望動機や自己PRは、「なぜその企業・店舗で働きたいか」を伝える重要な項目です。実際の応募理由が「家が近いから」などの場合でも、自身の経験やスキルを含め、応募先で働きたい理由を具体的に記載するとよいでしょう。
※学生アルバイトの記入例

学生の場合は、学校での役割や行事に関連付けて記載することもできます。パートの場合は、今までの職歴などの経験から、応募先に活かせるスキルをアピールする方法もあります。
具体的なパートの志望動機の書き方のポイントや例文は、以下の記事で紹介しています。
参考:主婦がパートに応募する際の志望動機の例文を紹介!書き方のポイントも解説
アルバイトの自己PRの書き方のポイントや例文は、以下の記事で紹介しています。
参考:【未経験者向け】アルバイトの履歴書の自己PRの書き方・例文を紹介
③本人希望欄
本人希望欄は、シフトに入れる曜日や時間帯など、勤務時間に関する共有事項や特記事項がある場合に記載します。
特に連休中の希望や、学生の場合はテスト期間の希望については、シフトに影響するため記載するとよいでしょう。
※学生アルバイトの記入例

本人希望欄には、勤務可能曜日や時間帯のほかに、以下のような条件を書いて問題ありません。ただし、給与や待遇面での希望は記載を避けるのが無難です。
- 健康上の事情や家族の介護など、勤務時間に制限が出る事情
- 連絡可能時間など、面接後の連絡に関する条件
- 現職や学校の都合での勤務開始が可能な日
- 勤務地が複数ある場合の希望勤務地
アルバイトの本人希望欄の書き方については、以下の記事で例文を紹介しています。
参考:【例文付き】バイトの履歴書「本人希望欄」の書き方
④その他注意点
その他の注意点としては、まず空欄を作らないことが挙げられます。空欄があると、記入漏れと受け取られたり、志望度が低いと判断されたりする可能性があります。
免許や資格などで記載するものがない場合でも、空欄にするのではなく「なし」などと書き入れましょう。
日付の記載に関しては、履歴書を持参して手渡しする場合は面接日を書き、郵送する場合は投函日にするのが基本です。
印刷した履歴書に不備があった場合は、修正テープを使わずにデータを修正して新しく印刷しなおすなど、見た目にも配慮しましょう。
また、履歴書に添付する写真については、以下の記事で詳しく解説しています。
参考:【パート・アルバイト】履歴書の写真の服装は私服でもよい?選び方や撮影のポイント等を解説
パート・アルバイト用の履歴書を簡単に作成するならキャリレコ
キャリレコは、簡単な操作で履歴書を作成できるツールです。アプリなどのダウンロードは不要で、スマホでもパソコンでも利用できます。


※スマホでは画面タップで必要項目の入力が可能
作成した履歴書はコンビニで印刷できるため、面接で必要になった際にもすぐに用意できます。また、パート・アルバイト用だけでなく、新卒用や転職用のフォーマットもあります。
【キャリレコの特徴】
・スマホ・パソコンのどちらでも利用できる
・コンビニ印刷に対応している
・PDF保存ができる
・履歴書フォーマットが10種類ある
・自動保存機能がある
まとめ
採用担当者が履歴書で重視するのは記載内容です。基本的な内容が適切に書かれていれば、フォーマットだけを理由に問題になることはないでしょう。そのため、パート・アルバイト用の履歴書を使用しても失礼に当たることはありません。
大切なのは、採用担当者に自分の経験や強みなど、伝えるべき内容を適切に記載できているかどうかです。履歴書を作成する際は、必要項目をきちんと記載し、不備がないよう心がけましょう。


