昨今はWEBでの求人応募が主流となっていることから、履歴書をデータで提出するパターンが増えています。パソコンで履歴書を作成する場合、WordやExcelなどを使う方法がありますが、Googleドキュメントを使いたいという方もいるのではないでしょうか。
「Wordを持っていないのでGoogleドキュメントで履歴書を作りたい」
「企業からGoogleドキュメントの履歴書テンプレートが送られてきた」
このような方に向けて、本記事ではGoogleドキュメントでの履歴書の作り方や、企業に提出するデータの保存方法、紙で提出する場合の印刷方法を解説します。スクリーンショットを交えて詳しい操作方法も説明しますので、ぜひ参考にしてください。
Googleドキュメントで履歴書を作ってもいい?
履歴書をGoogleドキュメントで作成してもよいのか、不安に感じる方もいるでしょう。結論からいうと、企業から作成方法の指定がなければ、Googleドキュメントを使って履歴書を作成することに問題はありません。
履歴書では、応募者の基本情報や志望動機、これまでの経歴などが確認されます。そのため、Googleドキュメントで作成したこと自体が選考に影響するとは考えにくいでしょう。
ただし、Googleドキュメントのテンプレートギャラリーにある履歴書は、日本で一般的に使用されている履歴書の様式と異なる場合があるため、注意が必要です。
日本の企業に提出する履歴書を作成する場合は、厚生労働省が公開している履歴書様式例などを使用すると安心です。
ここからは、厚生労働省が公開しているWord形式のテンプレートを使って、Googleドキュメントで履歴書を作成する方法を解説します。
Googleドキュメントを使った履歴書作成方法
厚生労働省の履歴書様式例は、通勤時間や扶養家族数などの項目を設けず、性別の記載も任意としています。応募者のプライバシーや採用選考の公正性に配慮された様式です。
Word形式のテンプレートをGoogleドキュメントで編集する場合は、まずWord文書をGoogleドライブにアップロードする必要があります。
①厚生労働省からテンプレートをダウンロードする
まず、「厚生労働省履歴書様式例 Word版」からテンプレートをダウンロードします。ダウンロードできたら、Google ドライブの任意の場所にWord文書をアップロードしましょう。

②Word文書をGoogleドキュメントで開く
アップロードできたらファイルを右クリックし、「アプリで開く」から「Googleドキュメント」を選択します。

すると、Word文書をGoogleドキュメントで開くことができます。

③各項目を埋める
履歴書をGoogleドキュメントで開いたら、各項目を入力していきましょう。Googleドキュメントで編集した内容は自動的に保存されるため、都度保存する必要はありません。
記入する際、文字の揃え方を変更したい場合は、上部のツールバーから左揃えなどを選択できます。

①氏名・年齢・性別・日付など
氏名はフルネームで、住所は略さずに都道府県からマンションの部屋番号まで記入します。住所のふりがな欄にも読み仮名を振りますが、数字部分は除いても問題ありません。
日付には、履歴書を提出する日を記入しましょう。年齢は、履歴書上部に記入する日付時点の年齢を記載します。
性別欄は、厚生労働省の履歴書では任意記入となっています。「男」「女」あるいは無記入でも問題ありません。
②学歴・職歴
学歴・職歴欄は、それぞれ古いものから順に、略称ではなく正式名称で記入します。学歴は基本的に中学卒業から書き、最下部に「以上」と入れて締めましょう。
学歴・職歴欄の詳しい記載方法については、以下の記事で解説しています。
参考:【履歴書】学歴・職歴欄の正しい書き方を解説!
③免許・資格
取得している免許や資格があれば、記入することでスキルのアピールになる場合もあります。取得に向けて勉強中の資格も、以下のように記載できます。
・〇〇資格 取得に向けて勉強中
・〇〇検定 △年△月受験予定
免許・資格欄の詳しい記載方法は、以下の記事もご覧ください。
参考:【履歴書の免許・資格欄の書き方】自動車免許の正しい書き方を詳しく解説
④志望動機
志望動機やアピールポイントの欄は、「なぜその企業を志望しているか」や「企業に適した人材か」を判断する重要な項目です。自己分析や企業研究を行い、自分のスキルを企業でどう活かせるかを記載することが重要です。
志望動機の書き方については、以下の記事で詳しく解説しています。
参考:履歴書の志望動機の書き方:好印象を与えるコツや例文も紹介
⑤本人希望欄
本人希望欄には、希望する職種や勤務時間、勤務地などを記入します。何もない場合でも空白は避け、「貴社の規定に従います」などと書きましょう。
本人希望欄に書いてもよいこと・書かない方がよいことについては、以下の記事で解説しています。
参考:【履歴書の本人希望欄】書いてもいいことを例文付きで解説
④証明写真を挿入する
Googleドキュメントに画像を挿入する際、画像をうまく移動できないことがあります。画像を任意の位置に配置するには、「テキストの折り返し」という設定を変更する必要があります。
まず、Googleドキュメント上部の「挿入」から「画像」を選択し、パソコンに証明写真のデータがある場合は「パソコンからアップロード」をクリックしましょう。

そのまま挿入するとテンプレートのレイアウトが崩れる場合があるため、画像の設定を変更します。
画像を右クリックし、表示されたツールバー中央の「テキストの折り返しオプション」を選択しましょう。プルダウンメニューから、初期設定の「行内」ではなく「テキストを折り返す」を選択します。

すると画像の表示が変わります。「写真を貼る位置」の枠と同じくらいのサイズになるよう、画像の四隅をドラッグしてサイズを調整しましょう。
調整できたら、「写真を貼る位置」を右クリックして「削除」を選択し、写真の位置を調整します。



ここで、位置を調整した際に画像が枠に被ってしまうことがあります。

この場合は画像を選択し、「余白」が「3.2」となっている部分をクリックして「余白」を「0」に変更すると、枠に被らず配置できる場合があります。

A3(見開き1ページ)で印刷するには?
初期設定のままだと、履歴書はA4サイズ2ページになっています。しかし、紙で提出する場合は、A3サイズ1枚に印刷して半分に折る形式が一般的です。
A4・2ページの履歴書をA3・1枚に印刷する場合は、まず2ページを1ページにまとめてPDFで保存します。その後、印刷するときにA3サイズを選択しましょう。
PDFとして保存するには、右上の「ファイル」から「印刷」をクリックします。

すると印刷設定の画面が出てくるので、以下のように設定します。
・送信先……「PDFに保存」に変更
・ページ……「カスタム」を選択し、「1-2」と入力(※3ページ目が表示される場合)
・1枚あたりのページ数……「2」に変更

この設定で下部の「保存」をクリックし、任意の場所に保存します。これで、2ページの履歴書を1ページのPDFとして保存できます。
履歴書をコンビニで印刷する方法
履歴書をコンビニで印刷する場合は、設置されているマルチコピー機を利用できます。
セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどでは、専用サービスやアプリを利用してPDFファイルを印刷できます。
A3サイズの白黒印刷は、1枚10~20円程度で利用できます。カラー印刷の場合は、1枚あたり80~100円程度です。料金は店舗や利用するプリントサービスによって異なります。
コンビニでPDFの履歴書を印刷する詳しい方法は、以下の記事内で解説しています。
参考:コンビニで履歴書を印刷するやり方|セブン/ファミマ/ローソン対応
履歴書を提出するときの3つの注意点
履歴書を提出する際には、不備がないか最終確認をしましょう。特に、以下の項目には注意が必要です。
①誤字脱字チェックをする
履歴書が作成できたら、まず誤字脱字がないかを確認することが重要です。手書きでなくデータで作成した場合でも、文字の変換ミスなどによって誤字脱字が生じることがあります。
誤字脱字のチェックには、身近な人に履歴書を読んでもらうのも一つの方法です。また、志望動機などの文章を確認する際は、オンラインのチェックツールも活用できます。
②PDF化したデータを再確認する
PDFはレイアウトが崩れにくい形式ですが、変換時に表示上の不備が生じる可能性もあります。そのため、保存後に内容を確認することが大切です。
PDF化したデータを開き、文字やレイアウトが崩れていないか再度確認しましょう。
③ファイル名を変更する
メールに履歴書を添付する際は、ファイル名を変更しましょう。ファイル名には「書類名」と「氏名」を入れ、提出日も記載しておくと丁寧です。
例:20260901_履歴書_田中花子.pdf
Googleドキュメントでの作成が難しい場合は履歴書作成ツールがおすすめ
Googleドキュメントでの作成が難しい場合は、履歴書作成ツールを利用する方法もあります。
キャリレコは、登録不要で使える履歴書作成ツールです。

シンプルな操作で履歴書を作成でき、写真の挿入も簡単に行えます。PDF保存・コンビニ印刷にも対応しているため、履歴書をデータで提出する場合にも、紙で提出する場合にも活用できます。
また、新卒用や転職用、パート・アルバイト用など、用途に応じた履歴書テンプレートを使用できます。
・PDF保存ができる
・コンビニ印刷に対応している
・登録不要で使える
・履歴書テンプレートが10種類ある
・志望動機のAI生成機能がある(※要登録)
Googleドキュメントでの履歴書作成が難しい場合は、キャリレコの活用も検討してみてください。


