現代の採用活動では、Web応募の増加によって履歴書をメールで送付する機会が増えています。それに伴い、パソコンで作成した履歴書を提出する方も多くなっています。
しかし、現在ほどWeb応募が普及する前は、手書きの履歴書が主流でした。そのため、作成方法によって採用担当者からの印象や選考に影響するのではないかと、不安な方も多いでしょう。
この記事では、手書きの履歴書は時代遅れなのか、採用担当者は履歴書をどう見ているのかを詳しく解説します。
手書きの履歴書は時代遅れ?
結論からいうと、手書きの履歴書は時代遅れではありません。
以下のデータは、履歴書の作成方法に関する企業へのアンケート結果です。これによると、企業の85%が、手書きとデータ(パソコン)のどちらでも応募可能としています。
多くの企業が手書きとパソコン、どちらも受け入れているといえるでしょう。

出典:履歴書の完全デジタル化は3.9%のみ。多くの企業で紙とデータの併用中 | 履歴書の形式についての実態調査
「手書きの履歴書が時代遅れ」といわれるのは、読みやすさや履歴書の提出方法の変化などが理由です。
昨今はWeb応募が一般的となり、履歴書をメールや採用サイトで提出するケースが増えています。
紙ではなくデータで提出でき、内容の修正もしやすいことが、パソコンで履歴書を作成する理由の一つです。
・Web応募が増えた
・メールで送付する機会が増えた
・内容の修正がしやすい
・読みやすく、管理がしやすい
・履歴書作成ツールが普及した
採用担当者は履歴書の内容を重視している
選考結果は、履歴書が手書きかパソコンかという作成方法だけで決まるわけではありません。
なぜなら、採用担当者は履歴書がどのように作られたかではなく、内容をもとに応募者を判断するためです。
例えば、志望動機や自己PRは、「応募者が自社に応募した理由」や「自社でどう活躍するか」を判断するうえで重要な情報です。手書きとパソコンどちらであっても、記載内容が同じであれば、作成方法だけで評価が大きく変わることはないでしょう。
もちろん、手書きの文字が読みにくければ、「丁寧さ」という点でマイナス評価を受ける可能性はあります。ただ、誤字脱字や読みやすさは、手書き・パソコンどちらで作成する場合も注意する必要があります。
履歴書は、応募者の人物像や経験を知るための書類です。そのため、「内容が正確に伝わること」が重視されます。
手書き・パソコンどちらであっても、丁寧さを意識した完成度の高い履歴書を作成することで、内容を正確に伝えることができるでしょう。
作成方法の指定がない場合は?
履歴書の作成方法に指定がない場合は、手書きとパソコンのどちらでも問題ありません。
ただし、それぞれアピールできる点は異なります。
例えば、手書きの書類を扱う機会が多い職種で、字に自信がある方は、手書きの履歴書を選ぶのがよいでしょう。
また、事務や経理職、エンジニア職などパソコンを使う業務が多い職種では、スキルのアピールにつながることもあるためパソコンでの作成がおすすめです。
手書きの場合は、ダイソーなどの100均の履歴書も利用できます。以下の記事では、100均の履歴書の選び方や種類について解説しています。
参考:ダイソーなどの100均の履歴書を使ってもいい?選ぶ基準や種類を解説
履歴書作成ツールを活用すれば効率よく履歴書を作成できる
パソコンやスマホで履歴書を作成する際は、履歴書作成ツールを活用すると効率よく準備できます。
キャリレコは、登録・ログイン不要で簡単に履歴書が作成できるサービスです。

作成した履歴書はPDFでダウンロードできるため、Webで提出する場合はそのまま送付できます。また、コンビニ印刷にも対応しているので、紙の履歴書を提出する場合にも利用可能です。
そのほか、AIによる志望動機の作成機能や自動バックアップ機能もあるため、効率よく履歴書を作成できます。
・履歴書テンプレートは全10種
・パソコン・スマホどちらからでも作成可能
・登録・ログイン不要
・PDFでダウンロード可能
・コンビニ印刷可能
・AIによる志望動機の作成機能
・自動バックアップ機能で作成内容を保存
履歴書作成時の3つの注意点
履歴書を作成するときは、いくつか注意すべき点があります。
履歴書の内容だけでなく、誤字脱字や記入ミスなどの不備によってマイナス評価を受けないよう注意しましょう。
①履歴書の内容は応募先に合わせて修正する
応募先が複数ある場合は、同じ履歴書をそのまま使い回さず、企業ごとに内容を見直したうえで応募先に合わせた履歴書を用意します。
手書きの場合は新しい履歴書を作成し、パソコンの場合はデータをもとに内容を調整しましょう。
どちらの場合でも、重要なのは応募先の企業に合わせて内容を変更することです。
特に志望動機や自己PRなどは、企業の特徴と自身の強みに関連づけた内容にすることが大切です。
応募先ごとに履歴書を作成・修正する際は、所属企業や日付などが古いままになっていないか確認しましょう。
②誤字脱字や表記ミスに注意する
履歴書作成でありがちなミスが、誤字脱字です。
手書き・パソコンともに注意が必要ですが、特にパソコンで作る場合は変換ミスによる誤字脱字が生じる可能性があります。
また、学校名や会社名、日付など記載ミスにも注意が必要です。
・学校や会社の正式名称の誤り(×~高校 〇~高等学校)
・西暦と和暦の不統一(2026年と令和8年の混在など)
・入学や卒業、入社などの年月の誤り(×2023年4月卒業・2023年4月入社 〇2023年3月卒業・2023年4月入社)
会社や学校の名称などは、しっかり確認してから記載しましょう。
卒業や入社の年月日に関しては、計算ツールなどを活用して確認しておくと安心です。
③送る前に最終確認を怠らない
履歴書の完成後に確認を怠ると、提出後に重大なミスが見つかっても修正できません。
履歴書が完成したら、一度自分で読み返してみましょう。このとき、声に出して読むと、不自然な言い回しや読みにくさなどに気づくことができます。
また、第三者に確認してもらうことで、自分では気づきにくいミスや違和感のある箇所を見つけやすくなります。
万が一ミスが見つかれば、手書きの場合は修正テープなどを使わず、新しい履歴書に書き直しましょう。
履歴書作成時の注意点に加え、NG例を知っておくと、より完成度の高い履歴書を作成できます。以下の記事では、履歴書のNG例や書き方のポイントを解説しているのであわせてご覧ください。
参考:ダメな履歴書のNG例と書き方で気をつけるべきポイントを解説
まとめ
企業からの指定がない場合、履歴書は手書きとパソコンのどちらでも問題ありません。
しかし、指定があればそれに従う必要があるほか、企業や職種によってはどちらがよいか考えた方がよいケースもあります。
また、どちらの方法で作成するときも、記載内容や誤字脱字などのミスには注意が必要です。
採用担当者が最終的に見るのは履歴書の内容ですが、それ以外でマイナス評価を受けないよう、提出前の最終確認を怠らないようにしましょう。


