スマホでもできる!web履歴書の写真を用意する方法|写真データの貼り方も解説

就職や転職の面接の際には紙の履歴書を企業に持参することが一般的でしたが、今ではWebで履歴書を作成し、そのままWebから履歴書を送信するという方法も多くなりました。

感染症予防や業務効率化の観点から、応募方法にweb履歴書を指定する企業も増えているのです。

しかし、初めてweb履歴書を作成する場合に証明写真をどこで用意して、どのように貼ればいいのかが分からないという方もいます。

この記事では、web履歴書の証明写真を用意する方法や、具体的な写真データの貼り付け方法をまとめました。これからweb履歴書を作成するのであれば、ぜひ参考にしてください。

web履歴書は写真なしでもいい?

web履歴書は気軽に作成可能なことから「写真がなくても良いのでは?」と考えてしまう人もいるようです。

しかし、web履歴書も通常の履歴書と同じく選考に必要な重要書類です。企業側から「写真の添付不要」という指示がない限りは、必ず証明写真を用意するようにしてください。

web履歴書に写真を付けなかったことが、書類選考に響く可能性は大いにあると言えるでしょう。

また、履歴書の写真は本人の印象が変わってしまうことを避けるために、履歴書提出前3ヶ月以内に撮影されたものを使用します。

web履歴書用の写真を用意する方法

web履歴書用の証明写真を用意するにはさまざまな方法があります。ここでは、それぞれの方法について説明しましょう。

自分に最適な方法で、証明写真データが手に入るようにしてください。

方法1 写真館で撮影してもらう

写真館で証明写真を撮影すると、指定したサイズの写真の他にCDRなどで写真データをもらうことも出来ます。

その費用の相場は3,000円前後になりますが、プロが撮影した高品質な写真と画像データが手に入るでしょう。美肌加工にも対応している店舗が多いです。

実際に証明写真を使うまでにある程度時間がある場合で、高品質な写真を確実に手に入れたい場合は、写真館での撮影がおすすめです。

追加料金は必要になりますが、一度撮影した画像のサイズ変更にも対応しているところもああります。

方法2 スピード写真機を使う

駅構内やショッピングセンターなどに設置されているスピード写真の機械で証明写真を撮影する方法で、必要な費用の相場は700円〜1,000円です。

服装や髪型などを自分で整えることができれば、写真館より安価に証明写真が用意できます。ただ、撮り直しの回数に制限があるものも多いので、納得のいく1枚が1度で撮影できない可能性もあります。

また、全ての機種ではありませんが、新しい機種を選べばアプリまたはインターネットから撮影した画像をダウンロード出来るようになっており、web履歴書にも活用しやすいでしょう。写真データが必要な場合には、機種選びに注意してください。

方法3 スマホの履歴書写真アプリを使う

スマホの履歴書写真アプリを使って自撮りで証明写真を撮影する方法で、そのままデータとして活用できるだけでなく、撮影した画像をコンビニのコピー機で印刷することも出来ます。

自分で自分を正面から撮影するのは難しいですが、専用のアプリを使うことで、より証明写真に適した写真が撮影できます。撮影した写真を加工できるアプリも多いです。しかし、納得のいく写真を撮影するために何度も撮り直しをすることもあるでしょう。スマホのアプリを使って証明写真を用意する方法が最も手軽ですが、ある程度の時間と手間がかかるのはデメリットです。

スマホの履歴書写真アプリは、無料で利用可能なアプリが多いです。コンビニで撮影したデータを印刷する場合も、100円〜300円程度の費用で証明写真が手に入ります。

(履歴書写真アプリについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。「履歴書の写真に使えるアプリをニーズ別に紹介|キレイに撮影するポイントも解説」)

方法4 証明写真をスキャンする

手元にある証明写真をスキャンすればデータ化することが出来ます。自宅にスキャナがあるのなら、自分の好きなタイミングかつ無料で行える手軽な方法だと言えるでしょう。自宅にスキャナがない場合は、コンビニのマルチコピー機でスキャンしデータ化することが可能です。スキャンしたデータは、スマホやUSBに保存することが出来ます。

ただし、証明写真をスキャンすると画質が荒くなってしまうことがあるので、注意が必要です。

履歴書用の証明写真を撮るときの服装

履歴書の証明写真はビジネスシーンに相応しい身だしなみで撮影するべきです。見る人に派手・不潔・暗いというような印象を与えないように注意してください。

写真館での撮影であれば髪の毛が整えられているかなど身だしなみを指摘してもらえますが、スピード写真や履歴書写真アプリを利用する際には、身だしなみがきちんと出来ているか自分でよく確認します。

ネイビーやダークグレーなど落ち着いた色のスーツを選び、白のワイシャツに派手すぎない色のネクタイを着用します。
シャツのシワやヨレにもよく注意し、ボタンは上までしっかり止めてネクタイが曲がっていないかも確認してください。
髪型は目元を隠さず寝癖や乱れがないように気をつけ、清潔感を重要視して髭を剃りましょう。
ネイビーやダークグレーのジャケットを着用し、インナーには白系のシャツやブラウスを着て顔色を明るく見せましょう。
胸元が開きすぎたデザインは避け、ネックレスやピアスなどのアクセサリーも付けないようにします。
髪が長い方は髪の毛を縛り、すっきりとした印象にするべきですが、派手な髪飾りは付けないでください。
また、化粧は健康的かつナチュラルメイクに仕上げます。リップ・アイシャドウ・チークは派手な色を使わない方が良いです。

Word・Excelの履歴書に写真データを貼り付ける方法

web履歴書用の証明写真データを用意しても、WordやExcelの履歴書にデータを貼り付ける方法が分からないと言う方もいるでしょう。

ここでは、具体的に写真データの活用方法を具体的に紹介します。

①メニューバーにある「挿入」を押し、Wordの場合は「画像」-「このデバイス」を、Excelの場合は「図」-「画像」-「このデバイス」選びます。
②パソコン内のファイルが表示されるため、事前に用意しておいた証明写真のデータを選択して「挿入」を押してください。
③挿入された画像を適切な位置まで移動し、サイズを調整して完成です。

(WordやExcelで作成した履歴書をメールで送付する場合は、こちらの記事を参考にしてください。「履歴書をメールで送る方法!メール本文の書き方やセキュリティ対策を解説」)

企業に送付する写真データのファイル名

web履歴書に写真データを貼り付けても、別途写真データを送る必要がある企業も存在します。

その際には、写真データが他のデータに混ざってしまっても分かりやすいようなファイル名をつけるようにすると良いでしょう。

具体的には「氏名_提出日」が最もシンプルで分かりやすいです。新卒の場合は「氏名_学校名」を入力する方もいます。

拡張子は「.JPG」「.PNG」どちらでも構いませんが、一般的には「.JPG」が利用されることが多いです。

まとめ

履歴書の証明写真は採用担当者に与える印象を左右する重要なものです。また、採用担当者に自分をアピールするためにも重要ですので、企業から「証明写真不要」の指示がない限り、必ずweb履歴書にも証明写真を用意してください。

写真館で撮影をしてもらうのが、高品質な証明写真を確実に用意できる方法ではありますが、費用や手軽さを重視する方もいるでしょう。
どの方法を選ぶにせよ、自信の持てる写真であることが重要です。自分に最適な方法で納得のいく証明写真を用意しましょう。

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